難治性潰瘍
最初は単なる「かさぶた」だった。
視力が弱いと、どうしても足にケガがつきものになってしまう。ましてや糖尿病があるとその傷にすら気付かない時も多々ある。そんなもんで、「あっ、こんなところから血が出てる」とか、「あっ、かさぶたできてる」なんてしょっちゅう。傷は悪化しやすい。でも、ユーパスタなどの軟膏を塗っていれば何とか1か月もするときれいになっていた。今回もそうなるだろうと思っていた。
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上は最初にユーパスタを塗り始めたころ。ここに至るまでも、何も軟膏を塗らずに様子を見ていた。傷自体は最初から深かったが、小さいこともあり、思いっきり油断してい た。「かさぶたが上がってくれば、ポロっと取れるだろう」
「かさぶたをとっても穴が開くだけでいずれは盛り上がってくる」と軽く考え、かさぶたを取ろうとしていた。
それが間違いだった。「深いのだから、危険なのだ」
この状態でも周りはやや赤い。すでに感染が始まっているのだ。「押すとちょっと痛い」その程度だったが、念のため、透析医にお願いして、フロモックス(抗生剤)を処方してもらい飲んでいた。
1週間ほど、1日1錠のペースで飲んでいき、一時はよくなっていっているように感じいた。
もうパンパンっ。
触らなくても、立てない、歩けないくらい痛い。。。
またまた急遽フロモックスを処方してもらうが、時すでに遅し?晴れは引かず。。。
傷口から排膿は始まるが、どんどん出続ける。。。
「切るしかないね」との医師の判断で切開することに、
しかし、もともと傷口から化膿してここに至っているわけで、さらに傷口を広げたらより感染を拡大するリスクは高い。そうなると。。。
できればここまで来る前に直ってほしかったけど。。。。
これが切開した直後。結構ざっくりいかれてる(;^_^A
麻酔をかけたのだけれど、全然効かず(;^_^A痛い痛い。さらにバイアスピリンを飲んでいるので、出血がなかなか止まらない。看護婦さんが手で30分くらい止血してくれてようやくなんとなく止まった。
あとは自宅で消毒と処置だけと。。。
約2週間は自宅で処置。お風呂は禁止。だけど患部は水圧でよく洗い、毎日消毒。
最初の内は浸出液で1日1回でいいと言われていた消毒も2回から3回は行った。ガーゼが汚染されて、はがれてきてしまうから。
最近の様子。なんとなくお肉は盛り上がってきたけれど、白色壊死が多い。
良好なお肉が盛り上がってくるまで難航処置は続く。